あれから10年〜阪神大震災〜

十年の月日は過ぎて小春日の真青の空に上り行く雲 10年前の1月17日、私は信州の蓼科にいた。小さなぼろ家をもっており、そこに行っていたのだ。テレビもラジオもないそこは、日常の情報過多から逃れるのに格好の場所だ。 とはいえ、食料は必要だ。17日の午前中は、ちょうど茅野まで買出しに出…

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死を意識するということ 〜戦後60年、阪神淡路大震災10年、中越大地震、インド洋大津波に想う〜

戦後60年がたち、戦争を知らない人々が人口の大部分を占めるようになった。平和な日本では、普通に暮らしている限り、死を意識するということは、特に若年層では少なくなっていることであろう。 幸か不幸か、私は今までに死を意識したことが何度かある。最初は高2のとき、ケニヤでクーデター未遂が…

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憂えるべき日本人の国語力低下

大学生の「日本語力」が低下し、中学生レベルの国語力しかない学生が国立大で6%、四年制私立大で20%、短大では35%にのぼることが独立行政法人「メディア教育開発センター」(千葉市)の小野博教授(コミュニケーション科学)らの調査で分かった。 [産経新聞 2004/11/24] なんと…

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イラクの月

安保闘争全共闘の日は遠くイラクの空に月赤々と 子らの血を吸いし砂漠はびょうびょうと地平線に吹かれ舞い居り 流されし血に誓われし復讐は静かに時を流れて行けり この子らを焼き尽くしたる油煙にて帝の米は今繁りけり (photo: Red Moon) WPC Expo に行く電車の中で、…

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