Googleマイアドセンターは、Googleがユーザーのオンライン行動から収集した情報を基に、ユーザーのプロフィールを推定し、それを本人に開示するためのプラットフォームです。主な特徴は以下の通りです。
- 興味関心カテゴリ: Googleがユーザーのウェブ閲覧履歴などから推定した、ユーザーの興味関心のあるカテゴリを表示します。
- 人口統計情報: 年齢層や性別など、Googleが推定したユーザーの人口統計情報を確認できます。
- 広告設定: ユーザーは自分のプロフィール情報に基づいたパーソナライズド広告の表示を管理・オプトアウトできます。
- 情報の透明性: Googleがユーザーをどのように認識しているかを本人が確認できるため、情報収集の透明性が高まります。
- プライバシー管理: ユーザーはマイアドセンターから、Googleによる情報収集・利用に関するプライバシー設定を変更できます。
マイアドセンターは、Googleがユーザーをどのように理解しているかを本人に開示することで、情報の透明性を高め、ユーザーのプライバシー管理を促進するためのツールです。ユーザーは自分のプロフィールを確認し、必要に応じて設定を変更することで、パーソナライズド広告などのサービスを自分の好みに合わせて管理できます。
というわけで、早速行って、Googleが膨大な情報をつかってわたしをどのように認識しているかを見てみましょう!みなさんもご一緒に。
どうやら、Googleさんは私のことを18〜34歳女性、独身、大企業所属と認識しているようですw。このくらいの女性って、プライバシーを守るために画面の右上に出ているような老人男性のアバターを使う傾向があるのでしょうか…。なお、正解はアラ還暦既婚男性中小企業所属です。1
みなさんはどう出ましたか?面白いのが出たら、ぜひコメントに書き込んでください。
追伸
ちなみに、Googleがユーザーの興味関心カテゴリを推定する際には、主に以下の情報源が使われているとのことです。
- 検索履歴: ユーザーがGoogleで検索したキーワードやフレーズから、関心のあるトピックを推定します。
- ウェブ閲覧履歴: Googleアナリティクスを導入しているサイトを訪問した際の閲覧履歴から、ユーザーの興味関心を推測します。
- YouTubeの視聴履歴: ユーザーがYouTubeで視聴した動画の内容から、関心のあるカテゴリを割り出します。
- Googleアカウントの情報: ユーザーがGoogleアカウントに登録した情報(年齢、性別、職業など)も、興味関心の推定に活用されます。
- Androidデバイスの使用履歴: Androidスマートフォンやタブレットを使用している場合、インストールしているアプリやアプリの利用状況から興味関心を推測します。
- 位置情報: ユーザーの位置情報から、よく訪れる場所やその場所に関連するカテゴリを推定します。
これらの情報を機械学習アルゴリズムで分析することで、Googleはユーザーの興味関心カテゴリを自動的に推定しています。ただし、ユーザーがプライバシー設定でこれらの情報の収集を制限している場合は、推定の精度が下がる可能性があります。
また、興味関心カテゴリは定期的に更新されるため、ユーザーの関心の変化に合わせてカテゴリも変化していきます。
しかし、行動からのプロファイリングってうまくいかないものなんですね。わたしの場合はまぁ良いですが、こうした間違ったプロファイリングはプライバシー上の被害を産むこともありますから、きちんとチェックしたいものです。
脚注
- Googleの肩をちょっと持つと、娘と一緒に旅行の検索とかしてたからそういうのが影響してるかも。娘のプロファイルに合わせると、大当たりなんで。アンドロイドの方はパーソナライズド広告オフにしてるし、Youtubeは別のChromeプロファイルでやってるし。
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