恋うるゆえ 吉野の花の 陽炎の 乱反射ゆれ 流れ居る春 返歌: 春雨に 乱るる心 咲き初めの 吉野の里の 花や散るらむ
さらに表示 「春」カテゴリー: 短歌・俳句
歳時記を
歳時記をめくる落ち葉の夜更けかな 今は黙す 山黒々と横臥り
さらに表示 歳時記を「未来」物故歌人アンソロジー(9)秋村 功
「未来」物故歌人アンソロジー(9) 古明地 実・抄出 秋村 功 一九九〇年七月四日没。享年五七歳。我妻泰の「未来手帳」のあとを継ぎ、頭の良い洗練された文章を記していた。田舎者の私には遠い人であった。その我妻泰と『河』を編む。 寄り合える樹々よりは水気立つ如く冷えびえし夕べ…
さらに表示 「未来」物故歌人アンソロジー(9)秋村 功暗殺者の瞳
覚むるゆえ 真昼の夢の微睡の 佇つマグリット 暗殺者の影 打つ雨の 立ち尽くす君 言の葉の はらりはらりと 銀杏散る乱 マグリット 瞳の奥の 青空の ひとすじの雲 茜さす西 (国立がんセンター 8B病棟にて)
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