千本桜から小林幸子から和楽器バンドから伝統音楽への流れ

今日流れてきた記事に『小林幸子が示した「干され芸能人」が生き残るための道』というのがあった。芸能界を干された小林幸子がNico動でボカロ曲を歌って復活してきているという話で、ある意味従来モデルの終わりの始まりが示唆されていて面白い記事だった。

そこから、「さちさちにしてあげる♪」→「紅一葉を哀愁感たっぷりで歌ってみた」→「千本桜 【カウントダウンLIVE】」とたどった。

千本桜 」は、2011年黒うさPが作詞・作曲・編曲し、ボーカルに音声合成ソフト「初音ミク」を使用してインターネット上で公開した楽曲で、カラオケなどでも非常に流行っている曲だという[1]。(私は聞いたことなかったが。)オリジナルは、こんな感じ。

動画の完成度に驚かされるが、歌は流石に小林幸子の方が良いなぁと思いつつ下を見たら、「和楽器バンド」というのが見えた。それが、これ。しびれますね[2]。

始まりは和楽器だけ。そしてボーカルの歌い出しから明らかに邦楽をやっている人だというのが分かる。ちょいと調べたら、2012年のコロンビア全国吟詠コンクールの優勝者らしい。すぐに洋楽器も重ねられて低音も補われ、普通のロックとしても聴きやすく成っていて、「これなら世界に出られるんじゃない?」という感じ。ぜひ、クールジャパンで売りだして欲しいところだ[3]。

ちなみに、箏は二十五弦らしい。爪は生田流ですね。三味線は津軽、尺八は都山流。基礎がしっかりしてるのは重要ですね。

ちなみに、ボーカルの鈴華ゆう子の吟名(詩吟の名前)は晟華で、その片鱗はこのビデオから分かる感じ。

ライブでは、こういった純邦楽も入れているようだ。こういうのを通じて、邦楽(=日本の伝統音楽という意味の。J-POPじゃないよ)に親しみを持って貰えればなお良い。

しかし、こういうのがすぐに分かるのって、いい時代ですね。Wikipediaさまさま。記事の頭に

この記事の主題はウィキペディアにおける音楽の特筆性の基準を満たしていないおそれがあります。特筆性を証明するために、記事の主題についての信頼できる二次資料を求めています。なお、特筆性が証明できない場合には、記事は統合されるか、リダイレクトに置き換えられるか、さもなくば削除される可能性があります。2014年10月)」

とかって書いてあるけど、いや、1年で1200万回も再生されてる動画の持ち主なら十分特筆性あるでしょう。ぜひ、削除しないでほしいなと思うのは私だけでしょうかね。

[1] 2012年度カラオケランキングではVOCALOID至上初となる総合カラオケランキング3位、2014年JOYSOUNDカラオケランキング2位 (出所) Wikipedia 千本桜 (曲)

[2] 従来モデルの終わりの始まりとか書き始めていてなんだが、やはりメジャーレーベルのプロデュース力はすごい。映像も、録音も。

[3] パリのJapan Expo 2014にも出ているようだ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください