Featured articles

教育

わたしのおすすめ7冊の本

その昔、#7BookCoverChallenge というものがありました。読書文化の普及に貢献するための課題だそうです。「参加方法は、お気に入りの本を7日間、毎日一冊表紙の写真を撮って投稿すること。 本についての説明なしで、表紙の画像のみをアップロードし、毎日このチャレンジにSNSの友達をタグ付けし…

Read more

Archive

カテゴリー: 短歌・俳句

短歌・俳句

短歌のフラット化について

短歌ヴァーサスに、短歌のフラット化の話が出ていた。わたしは父の死から15年ほど短歌から離れていたのだが、その間に短歌を取り巻く環境は激変して、今や綿密に構造を構築した短歌は流行らなくなってしまったようだ。 私は、詩というものは、語るべきことがあって、なおかつそれを凝縮することによって一瞬で伝えることができる「密度」にこそ意味があると思っている。そうでなければ…

短歌・俳句

灯篭(ランタン)祭

春節の灯篭(ランタン)祭の日は暮れて 街行く人も皆華やげり ランタンの暖かい光が人の心を照らし、明るくする。願わくばこの光が、すさんだ心にも届きますように。

短歌・俳句

戦場の雲

戦場に積もり行きたる苦しみの過ぎたる日々の消え行きし雲 糸数(沖縄・玉城村)の真っ暗な地下壕(アブチラガマ)の中を1時間くらいかけて歩いた。中は懐中電灯があっても足元が危ないような場所だ。ここに600人以上の人々が閉じ込められて、ガソリンを流し込まれて焼かれたりなどして行った苦しみは、想像することすら叶わない。 真っ暗な壕を出てくると、春の日の中に夕暮れの雲…

短歌・俳句

中天に半月懸かる冬の夕

中天に半月懸かる冬の夕ほの昏き道独り歩みつ 外出先からの帰りの外苑前の道を歩いていたときふと上を見たら、頭の真上に半月が浮かんでいた。西の空は茜色に染まっていた。人は、ぽつりぽつりと、みな独りづつでうつむき加減に歩いていた。

短歌・俳句

生きるということ

とまりゆく時間のなかでわれの息死に絶えるまで今を重ねる (しらいしまさこ) 「われの息死に絶えるまで今を重ねる」。厳然たる事実。その事実の観察をぽんと言葉に写生している。読んだ瞬間に、あ、やられた、と思った。今まで、考えもしなかった。生きるということは、そういうことなんだなと再確認した。すごい。同じモチーフで何か書きたいが、今は眠すぎる…。 木蓮の花弁は白く…

短歌・俳句

吹きゆきし風に

吹きゆきし風に流されし雑踏の中 掌に捧げ持つ一掬いの呼吸 しらいし まさこさんの 呼吸せし人の流れの沈黙を雑踏のなか吹きゆきし風 への返歌。 冬の夕方、人々は襟を立てて家路を急ぐ。その雑踏の中に流れに逆らうようにふと一人佇んで空を見た。人はこんなに居るのに、一人ぼっちだった。 雑踏の流れの中にただ一人我佇める冬の夕暮れ

短歌・俳句

バラはバラであって

歌流歳歳を開いたら、俵万智さんの歌が紹介されていた。 四百円にて吾のものとなりたるを知らん顔して咲くバラの花 (俵万智) その記事のタイトルが「ばらばらのばら」である。 こういう音の繰り返しを読むと、俵万智さんと時折比較される紀野恵さんの歌を思い出してしまう。(音で覚えているので、字は違うかもしれない)。 いろいろにいろはにほへとちりぬるを バラはバラであ…

短歌・俳句

無人駅 (返歌)

鉄道は地平線へ消え 列車は駅に佇む 風花の舞う 駅の歌としては、父、秋村功の 支線また岐るる駅に友去りて海岸線に汽車は久しき が珍しく好きだ。

短歌・俳句

響きたる音に

響きたる音に浮かびし空蝉の晴れたる空の現身なれども しらいし様: 遅くなりました。「死を意識するということ」にいただいた歌への返歌です。