曙の 真白き雲や テオーリア 愛でたる日々は 凍土に埋もれ テオーリア【theoria<ギリシア>】 〔哲〕実践的関与の立場を離れて精神の目で物の本質を知的に見ること。観想。理論。(広辞苑より) アメリカ的プラグマチズムの世界において、テオーリアは永久凍土の下に埋もれてしまってい…
さらに表示 曙の真白き雲やカテゴリー: 詩
短日や蹊を歩む影長く
短日や蹊を歩む影長く まだ早いのに、もう影がこんなに長い。
さらに表示 短日や蹊を歩む影長く言の葉は散りて枯れ木の
言の葉は散りて枯れ木の寒々と吾立ち尽くす冬木立かな 街を歩いていると、いつの間にか銀杏も散って、足下には擦り切れた黄色い葉が積もっている。自分の言葉も力なく散って行くばかり。この銀杏のように少しは人の心に印象をとどめてもらえると良いのだが…。
さらに表示 言の葉は散りて枯れ木の言葉遊びの勧め
恋人たちが携帯で歌をやりとりするなんて 思い切りすてきだなぁ。うっとり。 [漂える島 2004/11/28] そうなんです。携帯は目の敵にされることが多いですが、私からすると、日本の伝統を今に蘇らせる道具なんです。
さらに表示 言葉遊びの勧め木枯らしに
夕方外に出ると、まん丸の月が木立の上に浮かんでいた。 あたりはもう薄暗く、月が白々と、ぽっかりと、浮かんでいた。 木枯らしに吹かれて、いかにも月が寒そうだった。 木枯らしに吹かれて寒し秋の月 今日は鍋にしよう。
さらに表示 木枯らしに憂えるべき日本人の国語力低下
大学生の「日本語力」が低下し、中学生レベルの国語力しかない学生が国立大で6%、四年制私立大で20%、短大では35%にのぼることが独立行政法人「メディア教育開発センター」(千葉市)の小野博教授(コミュニケーション科学)らの調査で分かった。 [産経新聞 2004/11/24] なんと…
さらに表示 憂えるべき日本人の国語力低下イラクの月
安保闘争全共闘の日は遠くイラクの空に月赤々と 子らの血を吸いし砂漠はびょうびょうと地平線に吹かれ舞い居り 流されし血に誓われし復讐は静かに時を流れて行けり この子らを焼き尽くしたる油煙にて帝の米は今繁りけり (photo: Red Moon) WPC Expo に行く電車の中で、…
さらに表示 イラクの月現代短歌大辞典が来た
過日注文していた現代短歌大辞典が、アマゾンマーケットプレイスから届いた。早速ぱらぱらとめくってみると、楽しい。歌集を広げて、時間通りに並べて鑑賞するなどということは、私のようなぐうたらには到底出来ないから、代表的歌人について、作風の変遷なども実例で人目で見られたりするのがとても便…
さらに表示 現代短歌大辞典が来た芸術に触れる
漂える島 の sugar さん曰く 断言する。あの鑑賞の時間がまだあるとしたら、 学校教育はせっせとクラシック嫌いを製造していることになる。 すてきな音楽から私を切り離したにっくき音楽の授業よ! — 音楽に触れる 私も小学校の音楽鑑賞には辟易したタイプです。音楽鑑賞だ…
さらに表示 芸術に触れる肌寒の
大分肌寒くなってきた。昨日はきれいな秋晴れだったが、今日はまたどんよりとして肌寒い。肌寒とかうそ寒というような季語がぴったり来る。今、スターバックスで書いているのだが、こんな日はトールのラテがぴったりだ。 今日10月16日は陰暦9月3日(大安)だ。今年の仲秋の名月は正に満月だった…
さらに表示 肌寒の