「番号」の民間活用のためには

「番号」/マイナンバー制度(相変わらず「共通番号」としているメディアが多いのは嘆かわしいことです)に関連して、『「番号」を民間利用させろ!』『4情報(氏名、生年月日、性別、住所)を取得させろ!』というような声が、あんな団体やらこんな団体やらから聞こえてきます。 もともと、私はデー…

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符号変換を利用して、異なる「番号」を必要に応じて紐付けする

「番号」制度の情報連携基盤は複雑か?

国民ID制度、「番号」制度(あやまって、共通番号制度とも呼ばれることがあるが)のコンテキストで語られるシステム基盤に、「情報連携基盤」とよばれるものがあります。下の図(内閣官房情報連携基盤技術ワーキンググループ中間報告より)のオレンジの箱がそれです。 どうもここの部分が、各界の「…

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シューマンの赤とんぼ

高校生の時に読んだ本、たぶん阿川弘之の論語知らずの論語読みかなにかではなかったかと思うが、あの誰でも知っている名曲、山田耕筰作「赤とんぼ」のメロディーが、シューマンの「序章と協奏的アレグロ Op.134」に何度も現れるという下りが出てくる。吉行淳之介に教えてもらって、一緒にレコー…

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「雪やこんこ」はドボルザーク作曲だったんだ…

雪やこんこって、みなさんご存知ですよね。あの有名な小学校唱歌(作者不詳)です。    『雪』 雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。 降つては降つては ずんずん積(つも)る。 山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、 枯木(かれき)残らず 花が咲く。 1911年(明治44年)の『尋常…

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幸福の国「ニポン」の寓話

NSTICのガバナンス・ワークショップに出て以来、国に代表されるような、ある「社会レベル」の「複数の需要者」がいる場合の調達の方式はどうあるべきか、ということについてつらつら考えています。まぁ、月曜から始まる第二回NSTICワークショップの準備なわけですが。 ぱっと見ると、 (1…

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非技術者のためのデジタル・アイデンティティ入門

「非技術者のためのOAuth認証(?)とOpenIDの違い入門」が800はてブ超えをしたのに気を良くして、今度はアイデンティティについて書いてみることにしました(*0)。 (デジタル)アイデンティティとは、聞きなれない言葉だと思います。デジタルはまだしも、アイデンティティとなると…

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アイデンティティシステムのデザイン時に考慮すべき国際規格

なにやらご大層な題名だが、もちろん総合的なリストなんかできるわけもないので、とりあえず開始点として思いつくものを書き連ねてゆこうと思う。他にもあったらコメント欄にでもどんどん追加していっていただきたい。

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アイデンティティの7原則-Seven Laws of Identity

今年の5月5日にマイクロソフトを退任したキム・キャメロン氏(*1)が、「Identity Gangs」とのディスカッションから抽出した「アイデンティティの7原則(Seven Laws of Identity)」というものがある。多くの関係者が参照している基本文書なのだが、日本では…

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Twitter、アプリのDMアクセスを自動削除へ

TechCrunchの記事によると、twitterがようやく重い腰を上げて、OAuthのアクセス権限の詳細化に取り組むようです。 これによると、承諾画面が従来の極めて簡単なものから以下のような詳細なものになるとともに、DMアクセスを必要としていないアプリからは自動的にDMアクセス…

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