高校生の時に読んだ本、たぶん阿川弘之の論語知らずの論語読みかなにかではなかったかと思うが、あの誰でも知っている名曲、山田耕筰作「赤とんぼ」のメロディーが、シューマンの「序章と協奏的アレグロ Op.134」に何度も現れるという下りが出てくる。吉行淳之介に教えてもらって、一緒にレコードを聞いていると「出た!」となるという話だ。
この話を読んで、ぜひこの曲を聞きたいと思っていたのだが、あいにくあまり演奏されない曲のようで、CDもその時は手に入らなかった。
それから30年の時を経て、聴きましたよ、「序奏と協奏的アレグロ」。まさに、「出た!」であります。それでは、お聞きください。
♫ シューマンの赤とんぼ、もとい、序奏と協奏的アレグロ
しかし、さすが Naxos。いくつものバージョンがあります。上記は、以下の演奏から抜き出したものです。
シューマン:序奏と協奏的アレグロ
Introduction and Concert Allegro, Op. 134
- フローリアン・ウーリヒ – Florian Uhlig (ピアノ)
- ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 – German Radio Saarbrucken-Kaiserslautern Philharmonic Orchestra
- クリストフ・ポッペン – Christoph Poppen (指揮者)
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