前回は、インターネットとあまねく広く使われる番号(汎用識別子)制度を組み合わせると、「だれでもジャヴェル警視状態」になってしまい、結果的に「無情社会」を産んでしまう可能性があることを論じた。今回はそれに加えて、もう一つのインターネットの特性「断片的な情報」と「汎用識別子」の組み合…
さらに表示 無情社会と番号制度~ビクトル・ユーゴー「ああ無情」に見る名寄せの危険性(2)カテゴリー: identity
マスコミの取材ってつくづく難しい
先日新潟大学の鈴木先生と話していて、マスコミの取材は本当に難しいなという話になった。日経コンピュータ2010/12/22号の記事を見ての反応だ。鈴木先生は「わたしはバリバリの番号推進論者になってたw」だし、私は「生体認証推進派かつ番号反対派 ww」になってしまっている。 私のこと…
さらに表示 マスコミの取材ってつくづく難しい第3回堀部政男情報法研究会
12/19 12:30 より学術総合センタ― 会議室にて、以下のセッションでお話しします。 14:10~14:50(40分) 報告2 「国民ID制度とトラストフレームワーク」 崎村 夏彦 OpenID® Foundation 副理事長 資料: 当日利用のPowerPointプレゼ…
さらに表示 第3回堀部政男情報法研究会無情社会と番号制度〜ビクトル・ユーゴー「ああ無情」に見る名寄せの危険性
人は忘却する動物。それが許しにつながる。人はそれを前提に行動する。だがインターネットは忘れない。「ああ無情」のジャヴェル警視のように忘れない人を非情といい、その被害を無情という。インターネットへの、「汎用不変番号」に代表される識別子の不注意な導入・利用はインターネットを誰でもジャヴェル化する。そして、そこに現れるのは、「無情社会」なのである。
さらに表示 無情社会と番号制度〜ビクトル・ユーゴー「ああ無情」に見る名寄せの危険性イー・ウーマン円卓会議「国民の番号制度導入に、賛成ですか?」
イー・ウーマンの円卓会議がはじまった。→ ココ この誘導尋問良くないなぁ。 そもそもこのようなものは、賛成派・反対派双方の意見を公平に述べた上で決を取らなければ意味が無いのだが、ここでは賛成派の意見だけを一方的に述べて投票を募っている。 しょうがないので、私が反対派を演じてみよう…
さらに表示 イー・ウーマン円卓会議「国民の番号制度導入に、賛成ですか?」番号があれば万事解決?
なんてタイトルをつけると、「こいつは番号に反対の非国民だ」みたいにすぐに言われかねない今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか 😀 私に近しい方々はよくご存知のことだと思うが、私は国民ID制度だとか、共通番号とかに反対ではない。私が懐疑的なのは、「番号があれば万事解決」的…
さらに表示 番号があれば万事解決?デジタル社会における便利さとプライバシー
一方、並行して行われていた会議での @goshuket のスライドも相当イケている。 @gohsuket 作「デジタル社会における便利さとプライバシー」 Privacy in digital society 10-07-2010 http://slidesha.re/aboiQM…
さらに表示 デジタル社会における便利さとプライバシーGLOCOM 国民ID制度勉強会
2010-10-07 19:00 これ、面白かった。聞きなおしても良い話が一杯。だれかセリフ起こししてくれないカナ〜。
さらに表示 GLOCOM 国民ID制度勉強会国民ID制度の目的、定義と要件〜GIEシンポジウム「国民IDを考える」にあたって(1)
さて今日は、GIEシンポジウム「国民IDを考える」の当日なわけだが、パネルディスカッションの最初のスピーチはわずか5分。5分ではおもいっきり話すことを絞らざるを得ず、そもそも論はできないので、前後のパネリストのプレゼンの流れの中でほんの一部の話だけするが、そこだけが重要と思ってい…
さらに表示 国民ID制度の目的、定義と要件〜GIEシンポジウム「国民IDを考える」にあたって(1)自分のドメインをOpenIDとしてつかう〜failover付き
Saw Gina Tripani が Chriss Messina の「This Week in Google」に関してブログを書いてる。どうやったら、自分のドメインをOpenIDとしてつかえるか、という話だ。 http://smarterware.org/6286/how-to…
さらに表示 自分のドメインをOpenIDとしてつかう〜failover付き