さて今日は、GIEシンポジウム「国民IDを考える」の当日なわけだが、パネルディスカッションの最初のスピーチはわずか5分。5分ではおもいっきり話すことを絞らざるを得ず、そもそも論はできないので、前後のパネリストのプレゼンの流れの中でほんの一部の話だけするが、そこだけが重要と思ってい…
さらに表示 国民ID制度の目的、定義と要件〜GIEシンポジウム「国民IDを考える」にあたって(1)カテゴリー: プライバシー
国民ID配布の課題
政府の効率化のためには、住基ネットを使って国民IDをとっとと配れば良いと言う議論がある。 たしかに、安全に正確に漏れ無く重複なくコスト効率的に配れるのであれば、配れば良いとも思うが、実際にやろうとすると、そんなに簡単なことではない。 「原口5原則とOpenID」の「原則1」のとこ…
さらに表示 国民ID配布の課題原口5原則とOpenID
「番号に関する原口5原則」というものが発表されている。 原則1 国民の権利を守るためのであること 社会保障給付や所々の行政サービスの提供を適切に受ける国民の権利を守るための番号であり、重複なく、もれなく、正確かつ安全に付番を行う
さらに表示 原口5原則とOpenID個人情報保護法って、そんなにザルなの?
まぁ制定当初からうすうす思ってはいたのですが、本当にそこまでザルなのかと思うと暗澹とした気持ちになる。 個人情報保護法の第23条をみると以下のように書いてある。 第二十三条 個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供…
さらに表示 個人情報保護法って、そんなにザルなの?身元なりすまし事件
日経ビジネスオンラインの今日の記事に、 『あまりにも不条理な「身分成り済まし事件」』 という記事があった。 天津師範大学の羅彩霞という学生が、高校の同級生に自分のアイデンティティを詐称されて使われていたという話しだ。 中国ではこの手の事件がいろいろとあるらしいが、対岸の火事と思っ…
さらに表示 身元なりすまし事件個人情報$14で売ります?!
Kim Cameron’s Identity Weblog で読んだ恐ろしい記事。 Symantechのレポートによると、なんでも最近の米国での人のID情報の売り買いの相場は以下の通りらしい。 米国で発行されたクレジットカード番号(IVV付き):US$1〜$6 +銀行…
さらに表示 個人情報$14で売ります?!銀行ATMの生体認証
掌と指と両方できるようにするというニュースが出ていましたがどうなんでしょうか。 生体認証の悪い点てちゃんと考えているのかな?やめたほうが良いと思うんですけどね。国防総省がなぜ指紋読みとり型カードにしているかも考えてみよう! それに、生体認証は認証として強いかというと、特にそんなこ…
さらに表示 銀行ATMの生体認証個人情報の「共同利用」
「最適解」氏のメルマガで、個人情報保護法における「共同利用」について論じられていた。これは実務上案外重要な点なので取り上げておく。
さらに表示 個人情報の「共同利用」文化庁のホームページで個人情報漏洩??
今日、お箏のお師匠のところに行ったら、フライデーがどうやって調べたのか家に来て、気持ち悪いという話だった。調べてみると、文化庁のページに芸名のみならず実名、生年月日、住所まで載っている。 文化審議会ではもちろんこういう情報は必要だろうが、Web に掲載するときはマスキングすべきで…
さらに表示 文化庁のホームページで個人情報漏洩??Digital Identity に求められるもの
昨今 Digital Identity に関する記事などがいろいろと出回っているが、この Blog では、Digital Identity に求められるものはいったい何かだとか、そういったメタなことから、インプリに関することまで、思いつくままつれづれにメモしてゆこうと思う。
さらに表示 Digital Identity に求められるもの