今日は、四年間会社で働いてくれたozaの最後の出社日だった。人員削減のあおりを食らっての動きだ。送別会を「卒業式」と称して行った。いろいろ贈り物があったが、扇子に歌を書いて贈った人が居た。私は知らなかったのだが、お互いに歌を詠み、交換していたようだ。それがきっかけで、同じ部のもう…
さらに表示 「卒業式」カテゴリー: 詩
句集(?) 中央線特別快速
「中央線」 待ち居れど知らせ来たらずただ一人東京駅に月の傾く 神の田を通り過ぎたる電車かな 御茶ノ水夜のしじまに蝉の鳴く 四の谷暗闇になるチャペルかな 新宿の遊歩道の夜天高し 中つ野の穂にひっそりと秋の風 鷹狩りの空に雲雀が二つ三つ 国分寺石碑に緑蔭の濃く 国立ちぬ三角屋根に雲…
さらに表示 句集(?) 中央線特別快速栗の花
逢引の甘い吐息や栗の花しとどに濡れて伝い落つかな (写真) 栗の花
さらに表示 栗の花革命の夜
革命の夜は更けたりガスパールすくりと立てる桔梗花かな スコタイの霧深し夜野の花は野に置かるべし波頭を行けば 逢い引きの静けさに染むテルミンのか弱き音色木霊たゆとう 中善寺出家具戒の深々と立つ鳥もなく入り日の薄れ
さらに表示 革命の夜キリマンジャロの頂に灯を掲げよ
キリマンジャロの頂に灯を掲げよ。 絶望に希望を、憎しみに愛を捧げるために。 - タンザニア初代大統領 ニエレレ
さらに表示 キリマンジャロの頂に灯を掲げよ子らといて
子らといて 代々木の森の 佳き日かな
さらに表示 子らといて流浪の路
哀れ 石垣の島の 白波の夕に消え行く てぃんさぐの花の咲く 流浪の路や 彼の人はいずこに 世は常ならむ
さらに表示 流浪の路秋村 功
ふと気がつくと、父が亡くなって14年にもなる。おそらくこれらの歌を書いたときの父は、私よりもずっと若かっただろう。 「未来」物故歌人アンソロジー(9) 古明地 実・抄出 秋村 功 1990年7月4日没。享年五七歳。我妻泰の 「未来手帖」のあとを…
さらに表示 秋村 功「春」
恋うるゆえ 吉野の花の 陽炎の 乱反射ゆれ 流れ居る春 返歌: 春雨に 乱るる心 咲き初めの 吉野の里の 花や散るらむ
さらに表示 「春」ハイサイおじさん
10月の初めに、スイスのアッペンツェルで行われた、世界ツィンバロン・コングレスに出席した後、チューリッヒからJALで帰国した。コングレスでは日本の音楽の紹介の一環で、沖縄音階について紹介があったのだが、機内で The Boom の宮沢和史が「島唄」を訪れるみたいな感じのビデオが…
さらに表示 ハイサイおじさん