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政治

6月15日の曲:北原白秋・山田耕筰『この道』

北原白秋と山田耕筰は1922年に雑誌『詩と音楽』を創刊して詩と音楽の融合を図り、日本語の高低アクセントと日本人生来のリズム感を活かした近代化曲様式を確立しました。 「この道」(1927)はこの中で生まれてきたもので、「ことばのアクセントをそのままメロディーに置き換え、さらに瑞々しい情感を映し出した傑…

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断崖

こんちくしょうと 海に向かって力の限りに叫んだら ようやく 真っ青な水平線が見えてきた 白く輝く入道雲の 隆々たる力こぶに きっと未来はある

詩集 詩音

詩音 静かの世界の君なれば 夜空の花火は流れ星 波打ち際のさざ波も 夢へと消ゆる海の泡 静かの世界の君なれば 耳の奥に棲む巻貝の 波の記憶もただ詩の 音の中にぞ留まらん 静かの世界の君なれば (一九九八年九月五日) 家路 羅生門記憶の底に 去る人の別れの言葉 落陽の山の端には 紫の雲のたなびく 如月の寒空仰ぎ さればこそ帰去来 (一九九八 [……

短歌・俳句

「未来」物故歌人アンソロジー(9)秋村 功

「未来」物故歌人アンソロジー(9) 古明地 実・抄出 秋村 功 一九九〇年七月四日没。享年五七歳。我妻泰の「未来手帳」のあとを継ぎ、頭の良い洗練された文章を記していた。田舎者の私には遠い人であった。その我妻泰と『河』を編む。 寄り合える樹々よりは水気立つ如く冷えびえし夕べ晴れてゆく空 こめかみの痺れつつ仕事終え帰るプールなまなまと匂う夜にして わが血 […

短歌・俳句

暗殺者の瞳

覚むるゆえ真昼の夢の微睡の佇つマグリット暗殺者の影 打つ雨の 立ち尽くす君 言の葉の はらりはらりと 銀杏散る乱 マグリット瞳の奥の青空のひとすじの雲茜さす西 (国立がんセンター 8B病棟にて)