JR東日本の監視カメラ問題で露呈した「総括しない日本」 ーー崎村夏彦×クロサカタツヤ デジタルアイデンティティー対談(1)

IT批評でクロサカタツヤさんと対談しました

テーマはデジタルアイデンティティなのですが、対談がちょうどJR東日本の駅構内カメラ設置問題の話題が盛り上がっていたときだったので、そこから話はいろいろと広く深く進んでいきました。

たいへん丁寧にまとめていただいたので、デジタルアイデンティティやプライバシーに対するクロサカさんと私の考え方や問題意識も、楽しみながら読んで理解していただけるのではないかと思います。結構ボリュームが有って、2回に分けての公開になっています。

もくじ

第1回

JR東日本の監視カメラ問題の本質

広告にはネガティブだが監視カメラには寛容な日本人

日本の企業は上下水道を整備するよも井戸を掘りたがる

マイナンバーのアイデンティティー・レジスターには必要なものが欠けている

失敗の本質を総括しなければ同じことを繰り返す

アカウンタビリティの欠如が信頼を毀損している

第2回

なぜいまだにマイナンバーへの銀行口座登録が実現しないのか

信頼性あるデータ流通の場を提供する「GAIN」という試み

アイデンティティー・マネジメントをGAFAMに依存することのリスク

個人情報・データプライバシーは構造ではなく状態

監視カメラを設置することの合理性について比較衡量すべき

アイデンティティーは第四次産業革命を推進するキャピタルである

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