Archive

投稿者: Nat

崎村夏彦 (Nat Sakimura) twitter: _nat 米国OpenID Foundation理事長 個人の手に個人の情報をコントロールする力を戻す、Power to the People を実現するために、2000年からデジタル・アイデンティティに取り組んでいます。 なお、このブログは私の個人的考えを述べているもので、私の雇用者や関係団体とは一切関係ありません。

Events

MyDataカンファレンス2026は今週水曜日です。一橋講堂でお会いしましょう!

Xでは数日おきに告知をしてまいりましたが、MyDataJapanカンファレンス2026は今週水曜日です。 AIとアイデンティティを日本のアイデンティティ界を牽引する富士榮OpenIDファンデーションジャパン代表理事他が語ったり、個人情報保護法の改定について個人情報保護委員会の佐脇事務局長を交えたパネル、EUのEUデジタルオムニバス法案に関して生貝一橋大学大学…

identity

送れなかったパブコメ:「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会青少年保護ワーキンググループ第一次報告書(案)」についての意見募集

7月8日23:59が『「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会青少年保護ワーキンググループ第一次報告書(案)」についての意見募集』の期限でした。FAPI WGを早く終わらせて23:40頃から投入作業に取り掛かったのですが、ファイル名エラーになったり、ファイルエラーになったり、郵便番号を入れて住所検索をするとそれがエラーになったりといろいろ…

音楽

新発見:モーツァルトのフルートとハープのための作品が6/21初演(6/23演奏音源も追加)

〜250年の時を超えて:パリで見つかったモーツァルトの「未発表自筆譜」が明かす天才の素顔〜 図書館の片隅に眠っていた「無名」の宝物 2026年2月、フランス国立図書館(BnF)の音楽部門において、音楽史を塗り替える劇的な発見が報じられました。何世紀もの間、アーカイブの片隅で「作者不明・無題」として眠っていた18世紀後半の音楽ノートが、実は天才ヴォルフガング・…

AI

Human-in-the-loop は人間の判断か?そこに逃げるのは正当なことなのか?

米国の著名なジャーナリスト、シェイン・ハリス[1]のイランの小学校爆撃に使われたことに関するClaudeとの会話[2]が示唆深い。実は、この最後のところを5月のEuropean Identity & Cloud Conference (EIC2026) でも使わせていただいた。専属哲学者アマンダ・アスケル氏の、AIに道徳心を持たせるための3万語を超え…

identity

本当に良いのか?>オーストラリアに続き英国も16歳未満のSNS利用禁止へ

英国の16歳未満SNS利用禁止を契機に、未成年保護を目的とするSNS規制の立法事実と比例性を検討する。年齢確認・本人確認の一般化が、子どものニュース接触、匿名言論、報道・市民活動、プライバシー、自由民主主義に与えうる重篤な副作用を整理する。

ドイツ

ライプツィヒ・メンデルスゾーンハウス訪問記〜メンデルスゾーン家と女性が直面していた困難さ〜

訪問日: 2026年5月25日 13:30–16:00場所: Mendelssohn-Haus Leipzig 街の喧騒から切り離された静けさ この日は聖霊降臨祭 (Pentecost) の祝日にあたり、さらにゴシック・フェスティバルとして知られる Wave-Gotik-Treffen や UEFAカンファレンスリーグ・ファイナル関連イベントとも重なっていた…

identity

EU年齢確認アプリ、2分でハックされる?!その内容と評価

欧州委員会委員長がEU年齢確認利用可能になったと発表 去る4月15日、EUのフォンデアライエン欧州委員会委員長がEU年齢確認アプリが利用可能になったとアナウンスしました。 ところが、それから程なくして、以下のような「2分でハックできる」というようなレポートが上がり始めました。 協力者あり攻撃 1つ目は協力者ありの本人による攻撃です。ポイントは、 です。なので…

identity

2026年3月ID技術関連動向

2026年3月は、わたしのまわりだけでも標準関連の会議がJTC 1/SC44, SC27, IETF とあり、大忙しの月でした。 ISO/IEC JTC 1 ISO関連は書いてはいけないことも色々あるのでざっくりです。 SC27(情報セキュリティ・サイバーセキュリティおよびプライバシー)国際会議 SC27はISMS、暗号、コモンクライテリア、サイバーセキュリ…