そうそう、ショッピング体験はこうでなくっちゃね。
スマホでQRコードを出して、それを使ってゲートを通ってお店に入って、買いたいものをとって、そのまま歩いて出る。それだけです。買いたいものを棚から取ると、スマホの中のバーチャル買い物かごにそれが入ります。気が変わったら、棚に戻せばカートからは消えます。そして、欲しいものを全てとったら、そのまま歩いて出れば良い。すると、バーチャル買い物かご内の中の商品がAmazon決済を通じて決済されます。レシートは、アプリに配信されます。
こんなことが、ワシントン州シアトル市の7thアベニュー2131番地のお店で2017年の早い内からできるようになります。
どうしてこんなことができるのでしょうか?
これは4年前から始まったプロジェクトの結果で、
- コンピュータの視覚
- ディープラーニング・アルゴリズム
- センサー・フュージョン1
を組合せて実現しているとのこと。アマゾンでは、「Just walk out technology」2と呼んでいるそうです。
買い物客にとってはとても便利だし、店側からすると人件費削減になるし、それにこれだと、万引きもなくなりますよねぇ。立ち読みも、一定時間以上はお買上げになるとか、あるいは時間チャージとか。
店舗内の人口密度が上がってくるとどうなるのかなど、いろいろ気に成る点はあるのですが、目指している方向はこうあるべきですよねぇ。Googleの顔パス決済も良いなとは思ったけど、アマゾンは軽々とそれを超えてきました。(ま、顔パスの方が、現実的だとは思うけど。)
やるな、アマゾン。
ところでこの 「amazon Go」 という名前は、ポケモンGOリリース前に付けていたんだろうか???