さだまさし「小夜曲」とレハール「メリー・ウィドウ:唇は黙っていても」

ポピュラー音楽には、クラシック音楽の引用じゃないかと思うくらい似ているものがままありますね。さだまさしの「小夜曲」もそのひとつで、聞いた瞬間に「うぁ、メリー・ウィドウだ!」とぶっとみました。よく見ると、作曲は服部克久さんなんですね。 まぁ、聞いてみてください。 「小夜曲」 作詩:…

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ハイドン交響曲第89番ヘ長調「証城寺」?!

みなさん、「証城寺の狸囃子」通称「しょうじょう寺」という童謡、ご存知ですよね? そう、あの「しょ、しょ、しょうじょうじ。しょうじょうじの庭は…」というあれです。 楽しい歌ですねぇ。 ハイドンは御存知の通り終生交響曲を様々な実験を繰り返しながら作り続け、偉大にしていった大作曲家です…

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シューマンの赤とんぼ

高校生の時に読んだ本、たぶん阿川弘之の論語知らずの論語読みかなにかではなかったかと思うが、あの誰でも知っている名曲、山田耕筰作「赤とんぼ」のメロディーが、シューマンの「序章と協奏的アレグロ Op.134」に何度も現れるという下りが出てくる。吉行淳之介に教えてもらって、一緒にレコー…

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「雪やこんこ」はドボルザーク作曲だったんだ…

雪やこんこって、みなさんご存知ですよね。あの有名な小学校唱歌(作者不詳)です。    『雪』 雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。 降つては降つては ずんずん積(つも)る。 山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、 枯木(かれき)残らず 花が咲く。 1911年(明治44年)の『尋常…

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ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調の第三楽章にゴジラがやってくる

みなさん、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調をお聞きになられたことはあるだろうか? この夏公開された、のだめカンタービレ最終章後編でも取り上げられた曲なので、どこかで聞いたことがある方は結構いらっしゃるとおもう。 冒頭のムチの音から始まって大変楽しい曲なのだが、日本人にとってはもうひと…

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ヴァヴィロフ/カッチーニのアヴェマリアとX Japanの紅の関係

平原綾香の最新のアルバム、my Classics にカッチーニのアヴェ・マリアが収録されている。このカッチーニ(Giulio Caccini, 1545-1618)は、フィレンツェのメディチ家に引き立てられたバロック時代の作曲家であるが、このアヴェ・マリアの作者としては疑問が残る…

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内容の無い音楽会

題名のない音楽会についてちょっと調べ物をしていて、「内容の無い音楽会(生福)」について書いたページ(←リンク切れ)に出会ってしまった。93年にカナダで聞いて馬鹿受けしたアルバムだ。懐かしい。内容については、上記のリンクをたどって欲しい。(2018/1/6追記)内容については、Ap…

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