Archive

投稿者: Nat

崎村夏彦 (Nat Sakimura) twitter: _nat 米国OpenID Foundation理事長 個人の手に個人の情報をコントロールする力を戻す、Power to the People を実現するために、2000年からデジタル・アイデンティティに取り組んでいます。 なお、このブログは私の個人的考えを述べているもので、私の雇用者や関係団体とは一切関係ありません。

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第3回堀部政男情報法研究会

12/19 12:30 より学術総合センタ― 会議室にて、以下のセッションでお話しします。 14:10~14:50(40分) 報告2 「国民ID制度とトラストフレームワーク」 崎村 夏彦 OpenID® Foundation 副理事長 資料: 当日利用のPowerPointプレゼンテーション (4MB) 研究会配布資料 (831KB) 動画配信:USTREA…

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無情社会と番号制度〜ビクトル・ユーゴー「ああ無情」に見る名寄せの危険性

人は忘却する動物。それが許しにつながる。人はそれを前提に行動する。だがインターネットは忘れない。「ああ無情」のジャヴェル警視のように忘れない人を非情といい、その被害を無情という。インターネットへの、「汎用不変番号」に代表される識別子の不注意な導入・利用はインターネットを誰でもジャヴェル化する。そして、そこに現れるのは、「無情社会」なのである。

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イー・ウーマン円卓会議「国民の番号制度導入に、賛成ですか?」

イー・ウーマンの円卓会議がはじまった。→ ココ この誘導尋問良くないなぁ。 そもそもこのようなものは、賛成派・反対派双方の意見を公平に述べた上で決を取らなければ意味が無いのだが、ここでは賛成派の意見だけを一方的に述べて投票を募っている。 しょうがないので、私が反対派を演じてみよう。 (ディベートをご存じの方はもちろんご承知だろうが、ディベートでの議論は自分の…

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番号があれば万事解決?

なんてタイトルをつけると、「こいつは番号に反対の非国民だ」みたいにすぐに言われかねない今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか 😀 私に近しい方々はよくご存知のことだと思うが、私は国民ID制度だとか、共通番号とかに反対ではない。私が懐疑的なのは、「番号があれば万事解決」的議論などにみられるように、あまりにも議論が大雑把なところだ。 たとえば、先日のパ…

音楽

ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調の第三楽章にゴジラがやってくる

みなさん、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調をお聞きになられたことはあるだろうか?この夏公開された、のだめカンタービレ最終章後編でも取り上げられた曲なので、どこかで聞いたことがある方は結構いらっしゃるとおもう。 冒頭のムチの音から始まって大変楽しい曲なのだが、日本人にとってはもうひとつ、あまり語られないが面白い部分がある。 第三楽章に、ゴジラがやってくるのだ。 細…

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国民ID制度の目的、定義と要件〜GIEシンポジウム「国民IDを考える」にあたって(1)

さて今日は、GIEシンポジウム「国民IDを考える」の当日なわけだが、パネルディスカッションの最初のスピーチはわずか5分。5分ではおもいっきり話すことを絞らざるを得ず、そもそも論はできないので、前後のパネリストのプレゼンの流れの中でほんの一部の話だけするが、そこだけが重要と思っているわけではないので、ちょっとここにまとめておこうと思う。 まず、議論を始めるにあ…

尊皇攘夷と文明開化 〜 今専門家に求められるもの

「おまえいらの言ってること、正しいんだけど、難しすぎて普通の人には伝わらない」 ここのところ、電子政府だとか国民IDだとか、そういうからみであちこちで話をさせられるのだが、そうした議論をいつも聞いている @shingoym に言われた。 言われてみればそのとおりだ。この分野を追いかけている人にはほとんど自明のことになっていることが、専門家集団から外には全くと…