FinTechの3本柱の1つとして注目されるAPIですが、特に欧州ではPayment Service Directive 2で銀行が2017年末までに金融API提供を義務付けられたことに伴い、とてもホットな話題になっています。日本ではまだまだブロックチェインの後塵を配していますが、まだまだリサーチ・プロジェクトと言っても良いブロックチェインに比べて、金融APIは喫緊の課題です。
こうした中で、金融APIをメインに取り扱う、「Open Data in Finance」というカンファレンスが、欧州金融の中心地・ロンドンで6月14日、15日の2日間にわたって行われます。6月14日はワークショップで、メインのカンファレンスは6月15日です。到底力不足ながら、不詳、わたくし、Nat Sakimura が、カンファレンスを通じたChair を拝命しております。
プログラムは、こちらのページ(Agenda)からご覧いただけますが、The Open Banking Standard のステアリング・コミッティのチェアの Open Data Institute の CEO の Gavin Starks とバークレイズ銀行のManaging DirectorのMatt Hammerstein の Armchair Chatに始まり、多くの有識者たちによるパネル・ディスカッションやラウンドテーブルを聞くことができ、欧州における金融APIの「今」を知るための貴重な機会となろうかと思います。
6月15日にロンドンにお立ち寄りの折には、ぜひお寄りください。
それでは、ロンドンでお会いしましょう。
【以下に、当日使ったスライドを載せておきます】