与党定数の3分の2獲得 – ポピュリズムの恐怖

しっかし、恐ろしいことになったものだ。自民党+公明党で325議席。衆議院の定数の3分の2を超えてしまった。この流れが次の参院選につづいたりすると、憲法変更が原理的に可能。(国民投票で50%得票しなければならないが。)

忘れちゃいけない。ナチスも選挙で台頭してきた。その背景にはメディアの力があった。今の日本のマスコミは、社会の木鐸として民衆の啓蒙を行うことを放棄して、民衆に媚び、ポピュリズムを増長させている。刺客だのなんだのとはやし立てたマスコミの責任は重い。

 第一次大戦と第二次大戦では、第二次大戦の方が圧倒的に死者が多い。これは、第一次大戦の時は、政策はプロによって決められていたため、勝ち目が無いと分かるとその時点で戦争が終結したのに対して、第二次大戦の時は、ポピュリズムによって選ばれた素人が戦争をしたため、無用に戦争を長引かせ、大量の死者を出したのだ。いわば、将棋のプロが、詰みまで行く前にそれを予見して投了するのに対して、素人は本当に積むまで駒を進めるのに似ている。

 欧州では、ナチスドイツの教訓を元に、ポピュリズムはとうに後退して、近代民主主義が確立している。これに対して、日本はまだまだ戦前の欧州の状態にあるようだ。 あーやだやだ。 この道は、いつか来た道。

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