靖国問題とA級戦犯

靖国問題がこじれている。

私は個人的には東京裁判は法律的な根拠も薄弱なダメダメ裁判だと思うが、だからと言って国際的(といっても、主に中国と韓国ですが)な要求を突っぱねるだけが能ではないだろう。

そもそも、靖国神社とは、戦死者・しかも戦闘員・をまつる神社である。A級戦犯は、戦後死刑になっているのだから、これは戦死ではないし、一部のA級戦犯は戦闘員ですらない。したがって、合祀しているA級戦犯は別に祭るところを作って、分祀すれば、

 (1)靖国擁護派からすれば、本来の姿に戻しただけ
 (2)中国・韓国からは、文句を言う筋合いが無くなる

で、日本にとっては良いのではないだろうか?ポイントは、A級戦犯は犯罪者だから合祀しないというのではなく、靖国を「戦死した戦闘員を祭るところ」という本来の姿に戻しただけということにするところだ。そうすれば、靖国派の方々の面子も立つというものだろう。

一方では、中国・韓国は、難癖をつける理由が無くなるのだから、日本にとってはよいことだらけだ。もちろん、彼らはそうなったらそうなったで、別の難癖を考えるだろうが。

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