今日、午前11時半ごろ、車でNHK FM を聞いていたら、なにやら面白げな邦楽が流れていた。二十絃と思しき低音箏と十三弦の合奏で、通常の邦楽のような「替手」というよりも、きちんと和声がとってある漢字であった。興味があったので、インターネットで調べてみると、「邦楽百番」という番組だったようだ。
11時半ごろだと、吉松 隆作曲の「“すばる”から“五月の夢の歌”“前奏曲の記憶” “過去形のロマンス”“十一月の夢の歌”」あたりだったと思われる。番組表で前後を見ると、西村 朗の曲があったりと、なかなか面白い番組だったようだ。
これからの邦楽は、こういう西洋現代音楽の影響も受けて、伝統の上に築いてゆくのだろうと思った。
邦楽百番
− 現代邦楽 −
「秘水変幻〜笛と二十絃箏のための」 西村 朗・作曲
(16分55秒)
(二十絃)吉村 七重
(笛)西川 浩平「“すばる”から“五月の夢の歌”“前奏曲の記憶”
“過去形のロマンス”“十一月の夢の歌”」吉松 隆・作曲
(8分30秒)
(二十絃)吉村 七重
〃 田村 法子「綺 羅」 杵屋正邦・作曲
(7分05秒)
砂崎 知子「三重奏曲」 船川利夫・作曲
(一箏)砂崎 知子
(二箏)吉田美菜子
(十七絃)高畠 一郎「“楽”から 第三楽章」 沢井忠夫・作曲
(3分00秒)
(箏)砂崎 知子
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