日本の労働生産性、OECDで19位

 社会経済生産性本部は18日、2001年の労働生産性の国際比較を発表した。日本の労働生産性(国内総生産を就業者数で割った値)は5万2408ドル(約786万円)で、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中で19位。前年の20位から上昇したが、先進7カ国では4年連続最下位だった。

 製造業の労働生産性は高いものの、非製造業で改善の余地があるという。世界銀行などの統計をもとに、1991年から2001年までの10年間の労働生産性上昇率を比べると、中国が年率8.6%で60カ国中トップだった。日本は1.0%で41位にとどまった。 (20:00)
[Nikkei Net]

 以前私が調べたときも、日本のホワイトカラーの生産性は非常に低かった。そのときの仮説の一つが、聴覚干渉というものだった。

 聴覚干渉とは、言語や騒音などの聴覚刺激によって、知的生産活動の効率が落ちることを言うウ。Badaley 他の論文によると、たとえそれがささやき声程度であっても、人の声が聞こえることによって、記憶し、それを思い出すという作業の効率が半分まで落ちるという。

 このあたりについては、知的資産創造の97年新春号の崎村夏彦の論文に記載してあるので、そちらも合わせて参照されたし。

 これを日本のオフィスにひきなおしてみると、日本人がいかに劣悪な環境で働いているかがわかる。オープンフロアというのは、事務効率性から考えると最悪の場なのだ。

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