非常に悲しいことがまた置きました。
パリ同時多発テロで、150人以上の方々が亡くなられました12。ご冥福をお祈りします。
米国のオバマ大統領は、「これはパリやフランスの人々への攻撃にととまらず、人類すべてと我々が共有する価値観『自由、平等、博愛』への攻撃だ」と声明を出している[2]他、各国首脳が相次いで声明を出しています3。911テロの跡地に建ったOne World Trade Center では、アンテナをフランスのトリコロールカラーにライトアップして、連帯を呼びかけています。今夜、スカイツリーも同じような対応をするでしょうか…4。
https://twitter.com/jonswaine/status/665335444758994944/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw
フランスは現在緊急事態が全土に発令されています。まだテロの呼応者が残っている可能性があり、パリでは夜間外出禁止令が出ているとのことです。
日本のテレビは概ね通常進行のようですが、米国のTVは緊急事態対応になってCMもなくなっているようです。テロはパリだけでなく、明日にでもNYでも東京でも起きる可能性があります。警戒態勢として、アメリカの対応のほうが的を得ているように感じます。
1982年のケニヤのクーデター未遂の時に習ったことをここでご紹介しておきます。何かの時に役に立つかもしれません5。
- 窓には近づかない。(テロリスト・反乱側として警察や軍に射殺される可能性があります。)
- カメラで外を撮ろうなどと思わない。(スコープで狙っていると思われて射殺されます。)
- 窓から見通せるところには行かない。(流れ弾に当たります)
- 跳弾の範囲を考えて居場所を決める。
- 銃撃戦の可能性があるときには即座に伏せる。(特に味方の突入時。)
- 知り合いの車らしきものが来ても、乗っている人は別人かもしれないので確実でない場合には門や扉を開けない。
- 信頼できるソースからの情報を得る。
また、野外におけるテロ発生時の対策として、以下の様なものもあるようです。
デマがたくさん流れているとの情報があります。フランス警察からの、未確認情報の拡散を控えるようにとのお願いも出ています。
公式情報は、https://mobile.twitter.com/PNationale から得られます。
脚注
- TBS『パリで同時多発テロ、銃撃・爆発相次ぎ150人超死亡』(2015/11/14 10:09) http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2635540.html
- CNN 『パリで銃撃や爆発、153人死亡 劇場やサッカー場など』(2015/11/14 10:36) http://www.cnn.co.jp/world/35073496.html
- 朝日新聞『各国首脳が相次ぎ非難声明、連帯を表明 パリ同時テロ』(2015/11/14 11:26) http://www.asahi.com/articles/ASHCG34Z1HCGUHBI013.html
- 一日遅れましたが、しましたね。
- 危機管理の専門家に、もっと詳しくテレビなどで発信してもらいたいところ…。
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