塚越慎子マリンバソロリサイタル

Yamaha Custom Built塚越慎子は2006年のパリ国際マリンバコンクールで優勝した若手マリンバ奏者だ。この日のコンサートは白寿ホールで、日本初演1曲、世界初演1曲を含む意欲的なプログラム。(お疲れ気味なわたしにはちょっとヘビーだったけれども。)特に世界初演は外山雄三氏に委嘱した室内楽作品。(曲自体は、途中、とつぜんジャズっぽくなったりして、日々のストレスで摩耗しているわたしは和んだ。特に、全体的に現代曲が並んでいたからだろうか。でも、短いな〜。)こういう作品が増えてゆくのはとても良いことだと思う。

Hakuju Hall からの眺め白寿ホールは初めてだったのだが、非常に音が良いホール。白寿生命科学研究所がやっているせいか、モチーフが白とミトコンドリアチックだったのが不思議だったが、音空間的には実に快適。休憩時間にChampagne を飲めるのも良い。あと、この日は違ったが、シートをリクライニングシートにできるのも新しい。それに、演奏会後のレセプションスペースもあるようだ。大人の遊びにはもってこい。コンサートの何たるかをわかっていますね。誰だっただろうか、「音楽は人をリラックスさせる事、それに尽きる。」と言ったのは。最近お疲れ気味の私は本当にそう思います。

塚越慎子マリンバソロリサイタル
2007-03-04(日) 13:30開演
◆場所:白寿ホール (小田急線 「代々木八幡」駅、千代田線 「代々木公園」駅より徒歩5分)
◆出演:塚越慎子
◆演目:
マ−クフォード / キングダム ロア ファンファーレ(日本初演)
大場陽子 / 夢火垂〜マリンバソロのために〜
安倍圭子 / 六本撥による五木の幻想
アンナ イグナトヴィチ / トッカータ
リー ハワード スティーブンス / リズミック・カプリス
外山雄三 / マリンバと室内オーケストラのためのコンチェルト・ダ・カメラ (委嘱作品・世界初演)
マイケル ブリット / カリタス
◆チケット:3,000円(全席自由)


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