事例:Amebloリニューアルに見るシステムリリースの失敗

システムリリースの失敗がこれほどリアルタイムに分かることは珍しいので、Ameblo の状況をウォッチしている。そうは言っても、あまり正式な情報は多くは無いのだが、類推すると以下の通り。

(1)パフォーマンスの改善を目指し、システムの更新を決意
(2)PHPベースのシステムから、Javaに。OS/Web Server は、
   Sun-ONE-Web-Server/6.1に移行
(3)従来のブログサイトのアドレスは http://example.ameblo.jp/ の
   ような形であったが、http://ameblo.jp/example/ の形に更改.
   *.ameblo.jp は ameblo.jp のエリアスに。IPはすべて202.213.214.164
(4)切り替えは終わったが、パフォーマンス最悪。
   Ameblo の売りであるランキング(Amebloはランキングで賞金を
   出している)は、サブドメインで運用している部分の訪問者を
   含んでいないよう。
(5)リリース当初から、パフォーマンス問題は出たが、旧戻しの
   決断を行わなかったため、新サイトの更新がされていまい、
   今や、旧戻しはできない状態。
(6)今のところ、本番システム場でシステム変更しながら
   パフォーマンスチューニング他を行っている。

なぜこんなことになったか?私的には明らかなような気がするのですが、皆さんはどう思われますか?あるいは、皆さんならばどのような手を打ちますか?

「事例:Amebloリニューアルに見るシステムリリースの失敗」への0件のフィードバック

  1. 現在:サブディレクトリはまぁOK。サブドメインは:

    503 HTTP_SERVER_UNAVLIABLE
    サーバーへのアクセスが混み合っています。
    しばらく時間を置いてからアクセスしてください。

  2. TBありがとうございました。
    アメブロユーザとしては、今回のリニュというかバージョン・アップ被害は前回との比較においてのみ少しはマシに思えます。前回があまりにも酷かったので、少しはマシになったのかもしれないと思うほどです。
    災害後のコミュニケーションを思い出します・・・現段階では。「早く停電が終わってよかったですね」みたいな。

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