わたしも客員研究員を努めさせていただいているJIPDECでは、電子契約サービスの信頼性向上のため、「JIPDECトラステッド・サービス登録(電子契約サービス)」の登録基準を作成し、公開いたしました。
本基準は、電子契約サービスの安全性確保に必要な項目を定めており、安心して電子契約サービスを選定・利用できる環境づくりに貢献します。
詳細については、以下のJIPDECのウェブサイトをご確認ください。
電子契約サービスの登録基準の公開
https://www.jipdec.or.jp/project/jtsr/e-contract.html
電子契約サービスの登録基準の公開プレスリリース
https://www.jipdec.or.jp/news/pressrelease/20241217.html?channel=main
以下、Otio によるまとめです
JIPDECトラステッド・サービス登録(電子契約サービス)概要
- 電子契約サービスは、電子署名やeシール、タイムスタンプを用いて電子文書を保存する。
- 「固有性」が重要で、利用者の指示に基づく固有の行為を証明。
- JIPDECは電子署名のプロセスを厳格に評価し、第三者のなりすましを防ぐ仕組みを重視。
- 安全で効率的な契約締結を可能にする。
登録範囲
- 評価対象は、リモート署名機能、ユーザー管理機能、プラットフォーム・運用。
- すべての対象に固有性に関する観点が含まれる。
登録のための審査要件
- 運用基準: 利用者の適正管理や運用体制、電子文書管理の要件。
- 技術基準: 利用者認証、署名値生成、ネットワークセキュリティ対策の要件。
- 設備基準: アクセス制御、侵入防止、災害対策の要件。
申請から登録までの流れ
- 申請書の提出(お客様)
- 必要書類の案内(JIPDEC)
- 書類の準備(お客様)
- 書類の送付(お客様)
- 書類審査(JIPDEC)
- 現地審査(JIPDEC)
- 登録の可否決定(JIPDEC)
- 登録完了と登録証の発行(JIPDEC)
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