ファミマのテーマじゃ世界に出られないよな、やっぱノキアでしょ?!

さて、Ensenble Mega Ne の「ファミリーマートの主題による変奏曲【木管四重奏+ピアノ】」やら「山手線の主題による対位法的楽曲」にいたく感心しておりましたのですが、世界に出るとなると、ファミマやJRのテーマじゃなぁ、というのがあります。対象聴衆が狭すぎます。ここは一発、誰でも知ってるメロディでやらなきゃというわけで、何が良いか。

やっぱり、なんといってもノキアのあれでしょう。

これは、知らないほうが珍しいくらいの有名な「旋律」ですね。

さて、これで変奏曲とか作ったらビューが稼げるだろうなと思う人は当然いるわけで、すでにありましたよ、ノキアのテーマを使ったフーガが。

これなら、Ensemble Mega Ne勝てるでしょう。ぜひやってほしいなと思いますが、もう一つとっても良いやつがありましたよ。あの有名なギター曲「アルハンブラの思い出」を書いた、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのスペインの大作曲家、フランシスコ・ターレガ(1852-1909)のグラン・ヴァルス(大円舞曲)です。え?「19世紀にノキアの携帯電話があったのか」ですって?あるわけ無いでしょ。ノキアの携帯電話の着信音が、このグラン・ヴァルスから旋律をとったんです。

では、お聞きください。フランシスコ・ターレガのグラン・ヴァルスです。

あ、ちなみに、「演奏中におっさんの顔を見てたくないよう」という方には、演奏は落ちますが、ドイツの16歳の少女が弾いているバージョンもどうぞ。けっして上手くは無いんだけど、映像と相まってなんかのんびりとしててノスタルジックで良い感じですよ。


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