以前から繰り返し述べているが、地上戦力が攻めてくるときは、正規軍で迎え撃ってはいけないというのが戦争の定石らしい。
理性を持った国が攻めてくるならば、そのときは当方の戦力の3倍以上の圧倒的戦力で攻めてくるはずで、勝ち目は無いからだそうだ。
その場合に行うべきは、さっさと抵抗をやめて、地下にもぐることだそうで、相手の占領が始まったら、おもむろに戦闘を開始する。基本的には市民が戦力になる。そして、相手が少人数になったところを狙い撃ちするのだそうだ。
こうすると、次第に相手は基地から出られなくなってゆき、占領コストがものすごく上がってしまい、撤退せざるを得なくなる。
これが、現代戦の定石だそうだが、そう考えると、アフガンもイラクもまことに定石に沿った展開である。