超優秀なプレイヤーは「出世」という名の転職をさせてはいけない

この記事1の言うこと、当たり前のことなんだけど、日本の企業はできてないところが多い。

敢えてこの記事に苦言を呈すなら、そもそも出世の軸が違う。

管理職とプレイヤーというのは、単に職種の違いであって、本来は管理職になることは「転職」であり出世では無い。記事では野球選手の例が出ているが、もっと分かりやすいのがクラシック音楽。まさか、音楽事務所のプレイヤーがマネージャーになることを出世と考える人はいないだろう。逆にマネージャーがプレイヤーになることも考えられない。マネージャーとプレイヤーの間で行き来できるというのは、どっちもプロとしては低レベルだからだ。逆に言えば、日本の企業はアマチュアなんですね、どっちも。

それぞれの職種毎に出世の道を作って行くのが正しいと思う。当然プレイヤーを極めた人は、管理を極めた人と同格で、その逆も真なんだよね。

 

脚注

  1. http://www.masafumiotsuka.com/2015/11/the_peter_principle.html

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