当初の目論見よりも約1ヶ月遅れてUPQ Phone A01が届きました。
箱を開けると、こんな感じで入っています。半透明の袋に入っていて、iPhoneと比べるとちょっと惜しい感じですが、まぁしょうがないですね。
仕切りの下にバッテリー、アダプタ、USBケーブルがごちゃっと入っています。
バッテリーは、中国製ですね。Made in Chinaじゃなくて、Made in PRCという表示です。PRC=People’s Republic of China、つまり中華人民共和国の略とは今回知りました。Made in Chinaだと売れないのでPRCを使い出したという話も読みましたがどうなんでしょうね。
では、バッテリーを入れるために本体を開いてみましょう。
おっと、爪で引っ掛けるタイプですね。結構爪が固くて、引き外すときにパネルがたわんで割れないかとちょっと怖いです。
裏面をみるとこうなっています。SIMカードは2枚入ります。両方共4G対応とのことですが、左側が優先され、その時右はGSMになるもよう。
注目点としては、技適マークですね。認証技術支援センター(018)から取得しているんですが、この下の部分の赤丸で囲ったところ、これがD15-0035018 となっています。この頭のアルファベットは認定を受けた端末の種類を表しています。[1]
で、この「D」は、「専用通信回線設備又はデジタルデータ伝送用設備に接続される端末機器」ということを表しておりまして、端的にいうとデータ専用端末ということです。音声通信の許可は取っていないという表示ですね。
というわけで、iPhoneと違い、A01はこのままでは日本ではデータ通信しかできない、ということになりますね。全品回収とかなるんですかね、それともAppleみたいにソフトウェア的に表示できることで回避するのか…。
と、ここまでブログを書いていたら、MyDMMサポートセンターから連絡が来ました。
ということで、全品回収のようです。
交換品が届くのはちょっと先になりそうですねぇ…。
あと、これ関連で気づいたんですが、海外の技適相当のものは取ってないのね…[2]。まぁ、旅行で使う分には良いのでしょうが…。
というわけで、SIMは入れずに起動。ちょっとかっこいい画面、Designed in Tokyoが良いですね。こういうのが黒から始まって、色んな色を経過していきます。
ちなみに、起動後ですが、初期設定画面が出てきていろいろ設定するのかなと思ったら何事も無く、さくっと立ち上がってしまいました。Google Accountを設定し、メールアカウントも設定すると、一応データ端末としては使えるようになります。ということで、今日はここまで。SIMを入れての続きは…リコール端末が返ってきてからですかね…。
[1] (一財) 電気通信端末機器審査協会『電気通信端末の適合認定等制度について』
[2] ちなみにiPhoneだとこんな風になっております。
ADFですので、「アナログ電話用設備又は移動電話用設備に接続される端末機器」「専用通信回線設備又はデジタルデータ伝送用設備に接続される端末機器」「インターネットプロトコル移動電話用設備に接続される端末機器」を取得しています。
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