2年に1回、青山・表参道のカワイミュージックサロン「パウゼ」で行われている催し。大人が集まって勝手に(?)楽器で音の落書きを書く。
ルールは2つ。
(1)演奏がはじまる前にしっかり飲むこと
(2)演奏中はしっかり飲み食いして聞かないこと(笑)
たまにはこういう遊びも良いものだ。
私が演奏したのは、フォーレのシチリエンヌ。高木綾子さん編纂の楽譜「フルートソロ 高木綾子ベストコレクション~愛の小径~」に収録されている。
高木綾子さんは、NHK-FMで「ブエノスアイレスの冬(ピアソラ)」を吹いているのを聞いて、一発でファンになったのだが、その「ブエノスアイレスの冬」の楽譜が欲しくて、この本を買った。(これは、彼女のCD「Sicilienne」に録音されている。)で、早速家に戻って吹いてみたのだが… ムズカシイ.. orz
さりげなく、感情を込めて、きわめて音楽的にCDでは吹かれているので、そんなに難しい曲だという認識が無かったんですが、難しいです。最高音は第4オクターブのDだし。これだったら、プロコフィエフのソナタとかの方が簡単…。
とても間に合わない、ということで(そもそも楽譜をゲットしたのが1週間前…)、急遽 Sicilienne に。練習を始めたのは本番当日の午後2時(本番は午後5時半〜)という不真面目ぶり…。それでもまぁ、なんとか吹き切った。
パウゼは改修されて2年前よりも雰囲気が良くなった。こころなしか、音も良くなったような気がする。天井が低いから、伸びのある響きは求められないけれども、大人遊びのサロンとしては上出来だ。
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