昨日買ったCDが届いた。
「三十弦」は、第一曲の宮下秀洌作の『三十弦と打楽器のための「積」』が良い。時折、ちょっととってつけたようなバイブのパッセージが気になるが、それが有っても良い曲だ。箏の可能性を示している。パーカッションは吉原すみれ。悪いわけがない。
邦楽ニューウェーブの方は、吉田兄弟とかいろいろ入っているのだが、ぶっ飛んだのはコクーのタルカス変奏曲。十七弦のバスのパッセージ(当然無調!)の上に十三弦と尺八が飛ぶ。無茶苦茶かっこいい。痺れた。ただし、パソコンの貧弱なスピーカーではこの良さは出るはずもないので、ちゃんと重低音が出る良いコンポで聞いて欲しい。
ま、だまされたと思って聞いてみてください!
あと、坂田美子の「祇園精舎」の冒頭の坂田梁山の尺八とか、彼女自身の声も良かったな。
でも、このアルバムはやっぱりコクーが一番かっこいい。う〜ん、コンサート行きたい!ここのところずっと鬱々としていたのが一気に元気が出た。(と、言っても明日の朝にはもうダメなんだろうけど。。。)