ヤマハ銀座店に行った

本当に久しぶりだ。何年ぶりだろう。

なんで、行く気になったかというと、娘が小学校のブラスバンドでフルートをやることになったからだ。かなり小柄である娘には、普通のフルートを正しいポジションで保持するのは難しい。だから、U字管がいるわけであるが、まず、3階の管楽器売り場でフルートのU字管があるかを聞いたら、取り寄せで、2万5000円だそうだった。即答した店員さんは偉いと思う。そして、フルートケースを入れるバッグやクリーニングキットを買った後、地下に行き、楽譜を3つほど買った(バルトーク「ハンガリア農民舞曲」、團伊玖磨「フルートとピアノのためのソナタ」、池辺晋一郎「沈黙… おや、どこやらでほととぎす」)。

その後、銀座の街を通って、帝国ホテルに荷物を取りに行く。帝国ホテルから出てくると、東京宝塚からちょうど人が出てくるところだった。冬至近くの日暮れは早く、既にとっぷりと暮れた通りに人が吐き出されてくる様子は、中尾吸江の句を思い起こさせた。

短日や美術館出る人ばかり

もうすぐクリスマスだ。

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