東大は5位から28位に！ トップはハーバード大学。ダイヤモンド「使える人材輩出大学」ランキングを再計算してみた [0]

電車の中でFacebookを見ていたら、週刊ダイヤモンド(10/18)に掲載された「使える人材を排出した大学ランキング」が流れてきた[1]。まだ雑誌自体をゲットしていないので、アンケートの詳細が分からないが、添付されていた画像によると、使える大学、使えない大学それぞれ上位５校を問い、１位５点、２位４点、…、５位１点で集計し、

「使える(A)」ー「使えない(B)」

を計算し、これでランキングをとったものらしい。その結果がこれだ。

全く良くわからないランキングだ。

まずもって、順位という序数を基数変換してそれらを足しあわせた数字が何を意味するのかよくわからない上、その数字の引き算をしてランキングする意味がますますわからない[2]。が、そんなことを嘆いていてもしかたがないので、もうちょっとマシなランキングということで、

「使える比率」＝「使える(A)」／（「使える(A)」＋「使えない(B)」）

を求めて、ランキングを計算してみた。それが、表１。

ダイヤモンドランキングでは25位に低迷していたハーバード大学がめでたくトップに躍り出た。

まぁ、いずれにせよなんだかよくわからない数字ではあるのだが…。ご参考まで。

週刊ダイヤモンド、買いに行くか…。

[0] ブログアップしてから『東大は5位から29位に！ 「使える人材輩出大学」ランキングを再計算してみた』http://blogos.com/article/96472/ というBLOGOSの記事が目に入った。手元の計算だと、東大は28位だったので、あえてタイトルを真似っ子バージョンに改定してみた。元のタイトルは、『ダイヤモンド「使える人材排出大学ランキング」←ダメでしょ』

[1] 『【速報】　仕事で使える大学ランキングの「ワースト１」発表』http://netgeek.biz/archives/23399

[2] 「使える／使えない」というのが、おそらくその職場にいる人達の中での相対評価であろうことから、それを同じ座標において比較することも意味がよくわからないが、それはおいておいたとしても。