再び成長軌道の日本?(購買力平価だとw)

念頭ということで、昨年の4月に紹介したチャートをアップデートしておきます。

リーマンショックを超えて、成長軌道に戻ったかのように見えます。

[世] [画像] - 日本の購買力平価ベースのGDP(USドル)の推移(1980~2010年)

一方、GDPデフレータはこんな感じ。ここのところ、ずっとデフレが続いていることがわかります。

[世] [画像] - 日本のGDPデフレーターの推移(1980~2010年)

こんな状態だから、当全長金利も低いレベルに張り付いています。

ところで、ふと思ったのですが、デフレ解消して長期金利が上がったらえらいことになりますね。名目成長で3%位になって、長期金利が同様に3%位上がると、日本は国債利回りだけでほとんどの税収を使ってしまうことになりますよね。GDPがだいたい500兆円とすると、3%成長で15兆円くらいのプラス。その4割が税金とすると6兆円の税収増。だけど、金利支払いは27兆円増だから…。そりゃあ(以下自粛)。

「再び成長軌道の日本?(購買力平価だとw)」への1件の返信

  1. はじめまして。日本のような長期停滞は基本的にはケインズが一般理論のなか(たしか15章あたり)で高度資本主義社会の行きつくひとつのシナリオとしてすでに予言していたものです。ケインズは、そういう社会では限界効率のスケジュールがどんどん低下し市場金利が極度に低い状態が続く結果、金利生活者が滅び、そこで何か新しい社会の形が生まれてくるはずだと言っていますが、現実はそうなっていません。なぜなら現在はケインズの時代と異なり高度な開放経済の社会だからです。現在は、より高い市場金利を求めて国境を越え自由に投資活動ができ、日本のような長期停滞経済でもさらなる金利生活が期待できるようになっているのです。OpenIDもふくめた一連のITやITを巡る商売や制度の進化もその開放経済を支える一つのツールではないでしょうか。ポーランドのWPでのインタビューも拝見させていただきましてその感を強くしました。私は決してOpenIDの発想そのものを批判したいのではなくて、現在のように高度な開放経済とくに米国で過去35年ほどの間に進められた金融市場でのラジカルな改革に強い懸念を感じているのです。開放経済により世の中の状況はすでにケインズの予言からはかなり逸脱した状況になってきましたが、今後さらに開放が進むと資本の情報化が進んで、今度は経済的にはマルクスが資本論で予言したような資本の独占化による集産化、社会的にはオーウェルが1984で予言したような集産化した独占資本による情報の中央管理化の状況になっていくような、ちょっとこわい気がします。

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