戦場に積もり行きたる苦しみの過ぎたる日々の消え行きし雲

糸数(沖縄・玉城村)の真っ暗な地下壕(アブチラガマ)の中を1時間くらいかけて歩いた。中は懐中電灯があっても足元が危ないような場所だ。ここに600人以上の人々が閉じ込められて、ガソリンを流し込まれて焼かれたりなどして行った苦しみは、想像することすら叶わない。

真っ暗な壕を出てくると、春の日の中に夕暮れの雲が流れて消えて行った。