ミュンヘン近郊で行われるEIC2021でキーノートをするわけですが、新型コロナ下ということもあっていろいろ面倒な手続きが必要です。つい数日前までは、行きは良いよい帰りは怖いだったのですが、日本が危険地域指定されてしまったので、行きも面倒になりました。

ドイツ訪問にあたっての準備

2021年9月6日現在、ドイツ訪問にあたっては事前のデジタル登録が必要です。登録は出発前に https://www.einreiseanmeldung.de から行う必要があります。途中まで登録を進めたところ、3日前(72時間ということか)にならないと登録できなさそうだったので、後日登録して経過でここを更新いたします。

ドイツ訪問にあたっては、ワクチン接種証明書ないしは新型コロナ回復証明書を持っていく必要があります。

危険国からのドイツ訪問には10日間の隔離義務がありますが、上記証明書を持っていて https://www.einreiseanmeldung.de から登録してあれば、隔離は即座に解除されます。というか、飛行機に乗る前に登録しているので、開始すらしないということになります。このあたり、日本の報道ではきちんと出ていないですね。

証明書を持っていない場合には隔離義務が発生します。隔離は最低5日間で、5日後にPCRテストを受けて陰性であり、その内容をアップロードすれば解除されます。そうしないと、10日間隔離になります。

追加の情報が https://www.germany.info/us-en/covid-19/2321562 にありますのでご参照ください。

日本帰国への準備

日本に帰国する飛行機に乗るには、日本到着72時間以内に受けたPCR検査の日本向け証明書を持っていることが必要です。今回使うミュンヘン空港を始めとして主要な空港では、24時間以内に日本向けの証明書を作ってくれるサービスがあります。

わたしが使おうと思っているのは CENTOGEN という会社のサービスです。95%の確率で24時間以内に証明書を発行してくれるそうです。日本に戻るのに約15時間かかりますので、出発57時間前までにPCR検査を受ければ良いので、前々日の夜、つまり出発34時間前くらいに受けてしまおうと思っています。ギリギリだとドキドキしますからね。

このテストサービスはミュンヘン空港の第1ターミナルにあるようです。日本向けテストを受けるのに予約はいらないとのことです。

CENTOGEN社のPCRなどのテスト

支払いはクレジットカードでできます。

手続き的には、アカウントを作り、テストを受け、Webから結果を見る、の3段階のようです。これもやってみてまた報告します。

(この項随時更新)