季節のご挨拶〜バッハ:シチリアーノ(フルート、スピネット)

今年も季節のご挨拶。バッハのシチリアーノを主にシチリア島の風景をバックにお届けします。使っているフルートは1920年代にロンドンで作られたコーカスウッド製のフルート Louis (製造番号81番)と、たぶん40年ほど前に作られたと思われるTOKAIスピネット(小型のチェンバロ)で…

さらに表示 季節のご挨拶〜バッハ:シチリアーノ(フルート、スピネット)

季節のご挨拶〜J. S. バッハ: 羊は安らかに草を食み(フルート、ピアノ、スピネット、マリンバ)

今年もお世話になった皆様へ。 2020年は新型コロナ下の独立開業となり、どうなることかと思いましたが、なんとか年末を迎えることができました。ひとえに皆様のおかげでございます。未だにコロナが猛威を振るう中、ご挨拶の曲として何を選ぶかだいぶ思い悩みましたが、皆様に心安らかに新年をむか…

さらに表示 季節のご挨拶〜J. S. バッハ: 羊は安らかに草を食み(フルート、ピアノ、スピネット、マリンバ)

C.P.E. Bach のお墓参り~ハンブルク・聖ミヒャエル教会

ベルリンからロンドンへの移動が日曜日で土曜日が空いていたので、敬愛するC.P.E. Bachのお墓参りに行ってきました。 お墓があるのは、彼が音楽監督を努めていた聖ミヒャエル教会(Michaeliskirche)です。 レンガ造りのやや質素な感じがする外観の教会ですが、中は曲線を…

さらに表示 C.P.E. Bach のお墓参り~ハンブルク・聖ミヒャエル教会

A2B:アルビノーニからバッハへ引き継がれたもの

あの『アルビノーニのアダージョ』で有名なバロックの作曲家トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ – Tomaso Giovanni Albinoni (1671-1751)は、1671年6月8日にイタリアのヴェネツィアで生まれました。生前からオペラ作曲家として有名だっただ…

さらに表示 A2B:アルビノーニからバッハへ引き継がれたもの
C.P.E. Bach

クラシック音楽の父、C.P.E. バッハ〜生誕300年

あーまた扇情的なタイトルを付けてしまった。 でも、今年生誕300年のC.P.E. Bach (カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ)、あの大バッハ(J.S.Bach)の次男ですね、彼を狭義のクラシック音楽=古典派音楽の父というのは、あながち間違ってないと思うのですよ。あのモー…

さらに表示 クラシック音楽の父、C.P.E. バッハ〜生誕300年

平均律から脱却しよう(1)

平均律とは、1オクターブを12の半音に均等に分ける調律法で、19世紀後半からポピュラーになってきたものです。これによって、24の調どれで弾いても同じ響きが得られるようになり、転調も自由になりましたが、反面、どの和音をとっても音が濁っていてキタナイという状況が生まれました。どのくら…

さらに表示 平均律から脱却しよう(1)