なんでしないのかな、e投票

霧雨の降るなか、今日、衆院選に行って来ました。神の国選挙とか、小渕元首相、梶山元官房長官、竹下元首相の弔い選挙とか、いろいろ言われる選挙ですが、投票に行かなかった人とか、はたまた100年後にこのページをご覧になる人のために書いておくと、投票所で行われる投票のプロセスとは、おおむね以下のような経過を取ります。

受付で、郵送されてきた投票はがきを提示、衆院選小選挙区用投票用紙を受け取る。この際、投票用紙を受け取ったことを、投票はがきのバーコード(だったかな)をパソコンでスキャンして記録し、二重投票を防ぐ。
受け取った投票用紙に、鉛筆で、投票したい人の名前を書いて、ジュラルミンケースの頭にスリット(細長い穴)をあけた投票箱に入れる。
次の受付で、比例区の投票用紙と、最高裁裁判官の罷免用紙を受け取る。比例区の投票用紙には、鉛筆で、自分の投票する政党の名前を、罷免用紙には、裁判官の名前が書いてあるので、罷免したい裁判官の名前の上に×を書いて、それぞれの投票箱に入れる。
おおむねこのような経過で投票は済みます。これらは、投票終了後、手作業で開票が行われるわけです。

一見、何の変哲も無いように思われますが、今日、投票を終えた後、非常に強い疑問感に襲われました。それは、

「なぜ、タッチパネルによる投票にしないのか?」

ということです。文字を書くより簡単だし、開票は即時に出来るし、こちらのほうが絶対に良いはず!インターネット上で選挙をやるという案も有りますが、まずはこの辺からスタートするのはどうでしょうか?すぐにでも出来るはずのことです。

ついでに言うと、はがきで身元確認をしている現在の状況は、投票の本人確認製としては、きわめて不十分です。写真付身分証明書による照らし合わせとか、指紋認証付ICカードによる本人確認とかを、本来はやるべきでしょう。ポストの中身を盗んでいったら、他の人間に成りすますことが出来るわけですから。

しかしまぁ、こんなことを言ったところで、携帯とPHSも分からない首相では、意味が無いのかもしれませんね。なんか、ぐったりしてきました。ビールでも飲んで寝よっと。

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