綱引き

今日は小雨降る中強引に娘の小学校の運動会が決行された。くじ運が良くて(何に運を使っているんだか…)、全校で2番目に席を取れたので、真正面の最前列を取ることができた。桜の木下だったので、雨に濡れ難くて良かった。

私立の小学校なのだが、娘の小学校と私が出た小学校とは一緒だ。だから、共通の先生がいたりするし、私のクラスメートも来ていたりする。今日も3人のクラスメートに、父兄OBの綱引き大会のときに会った。ちなみに、私は梅組の最前列で引っ張ったのだが、今日は綱引きのセオリーについて、ずいぶんと目を見開かされた。


そもそも梅組みは人数が少なかった。他よりも10人ほど少なかったので、ぎりぎりでかき集めたくらい。どう考えても弱そうだったのだが、優勝してしまった。注意した点は3つ。

  1. スタートのタイミングにあわせてすぐに引き始める。遅れたら負け。
  2. スタート時から、引くのではなく、垂直に立ち上がって、空を見るようにして後ろに倒れこむ。低い位置で引くのは意外と力が入らないらしい。
  3. 声を出して短いインターバルで力を合わせて引く

確かに、大人だったら体重60kgやそこらはあるだろう。空を見るようにして後ろに倒れこむというのは、かかとを支点にして、てこの原理でこの体重をもろに使うというわけだ。確かに手で引く力よりも強そうだ。また、低い姿勢で引こうとすると、地面との足の角度が浅くなって、摩擦係数が取れそうも無い。だから、やはり立ち上がって引くほうがよさそうだ。

インターネットとは便利なもので、これを理論的に解説しているページがあった。なるほどとうなってしまう。今日の行動はこれに近い。

しかし、理論は実践よりも常にパラメータの数が少ない。実践的な話については、大田綱引き研究所のページが参考になる。しかし、これはまじめにやる人向けで、やはり、運動会の父兄綱引きくらいでは、ベーシックな理論通りの方がよさそうだ。

ところで、なぜ最前列で引っ張ったかというと、もちろん自主的に最前列に行ったわけではない。後ろのほうに並んでいたら、見知らぬお母さんが前列のほうをスカウトしに来て、「あ、ヨンさまに似てる人」と前に連れて行かれてしまったのだ。ん〜、何なんだ…。

話は変わるが、今日運動会を見ていて思ったこと:男子も女子も、体重オーバーじゃないかと思う子が多い。男子で胸がぷるんぷるんしていたりするのを見ていると、なんともはやという気になってくる。やはり、飽食の時代か。

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